秋田の日本酒のみをラインナップ
店主が納得した商品のみを扱う酒店。県内外にファンも多く、休日は多くのお客さんが訪れる。店主の気さくで丁寧な対応も店の魅力。
秋田の地酒のおいしさを
知ってほしくて
インディゴブルーの外観が目印。1917年に創業した酒店は、店主の浅野さんが納得した地酒のみを置くスタイル。「祖父が始めたしょうゆ屋が原点のこの店は、わたしで3代目。甘・辛・酸・渋・苦のバランスのいいスキッとしたタイプの地酒をそろえています。秋田にはこんなにおいしいお酒があるのを知ってほしくて、昔は手書きのお手紙をお客さんに送っていました。今はSNSで情報を届けています」と、店の歴史を振り返りながら話す。
「日本酒にチャレンジしたい方には、純米吟醸がおすすめ。フルーティで香りが高めのもので、アルコール度数15%前後のものがおすすめかな」とも。「こういった地酒を探している」と伝えると、丁寧に対応してくれる浅野さん。その人柄に引かれて店を訪ねる人も少なくない。