全国的にも珍しい バスケ専門ミュージアム
2021年、畠町から移転しリニューアルオープン。専門誌やコミックのほか、能代工業にまつわる展示物をはじめ、バスケの資料が充実。
バスケにまつわる
貴重なエピソードもご紹介
「バスケ専門誌の元編集長・島本和彦氏が自宅に保管していた資料を寄贈してくださったのをきっかけに、全国から貴重な資料が集まるようになりました。能代工業出身選手の展示コーナーやNBAコーナー、県内プロチームの展示コーナーなど、バスケファンを中心にさまざまな年代の方が訪れます。能代工業を率いた故・加藤廣志監督のお話をご説明した際、号泣しながら聞き入る方もいらっしゃいました。それぞれの楽しみ方で館内を巡っていただけたらうれしいです」と小林さん。館内には子どもも楽しめるシュートゲームのコーナーがあるほか、試合のDVD鑑賞も可能。小林さんのやわらかな語り口も心地よく、さまざまなエピソードを聞いているうちにますます興味が湧いてくる。広々とした館内で、ゆったりと能代のバスケ文化に浸るのもおもしろい。